30代の大人女子が陥りがち!? 恋愛のウッカリNG行動3つ [恋愛]
厚生労働省の調査によると、平成27年の日本人女性の平均初婚年齢は29.4歳。
今や未婚のまま30代を迎える女性は珍しくなくなりました。
最近の30代は、見た目も気持ちも若々しい人が多いですよね。
とはいえ、さまざまな人生経験を積んできた30代女性は、20代までの若い女性とは確実に“何かが違う”のは事実。
20代までの恋愛とは異なる、30代ならではの“注意すべきポイント”とは何でしょうか?
■1: 「世の中なんて、男なんてそんなものよ」酸いも甘いも噛み分けたつもりが……
酸いも甘いも噛み分けたオトナの女はたしかに魅力的ですが、一歩間違えるとただの“ひねくれた”人に。
社会人になったばかりの頃、右も左もわからないのに職場で意地悪なお局様にさんざんいじめられた。「ああはなるまい!」と心に誓ったはずなのに、一生懸命生きているうちに次第に心がすさんできて……。
そんな時こそ思い出したいのが、子どもの頃の繊細で優しい気持ち。
詩人・茨木のり子の『汲む―Y・Y―』という詩では、オトナになるということは“すれっからし”になることだと思って背伸びをしている少女時代の作者に対し、ある大人の女性が優しく語りかけるシーンがあります。
<初々しさが大切なの 人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき 堕落が始まるのね
堕ちてゆくのを 隠そうとしても
隠せなくなった人を何人も見ました>
この言葉にはっとした“わたくし”は、深く悟ります。
<あらゆる仕事 すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……>
いつしか封印してしまった“震える弱いアンテナ”も、人生経験を積んだ今なら“大人の知恵”で守れるはず。
“大人の女性の知恵”と“初々しい気持ち”を兼ね備えているのが、本当の“イイ女”なのかもしれませんね。
■2: 「いつ結婚できるのか守護霊に聞こう……」スピリチュアルに依存して、散財する
恋愛・結婚では、必ずしも努力が報われるとは限りませんし、100%うまくいくマニュアルもありません。
相手の気持ちやタイミングなど自分ひとりではコントロール不可能なことに結果を左右されるため、精神的に不安定になりがち。
不安な気持ちを紛らわせるため、“生活に支障をきたすほど”スピリチュアルに傾倒する30代の女性も多いそう。
スピリチュアルへの過度な依存に警鐘を鳴らしてきた認知科学者の苫米地英人氏は、著書『スピリチュアリズム』の中で次のように指摘しています。
<思考停止は確かに簡単です。ただ、本当の安らぎは理性の限界まで考え抜いたうえで初めて訪れるもの>
<スピリチュアルとは「間違っていても信じたい」と思うことです。それに対して科学とは、徹底的な吟味をし、自分で打ち立てた考えを自ら批判し懐疑するものだということです。>
歴史ある神社にお参りして、数百円のお守りを購入して大切にする、といった素朴な信仰心であれば問題ないそう。
しかし、数十万円もする高額な開運グッズや“お告げ”などにお金をつぎ込み、食生活やファッションはボロボロ……という状況はかなり危険。
占いやスピリチュアルはひとつの参考程度にとどめて、最終的な判断は必ず“自分の頭で考えて”下すべきです。
■3: 「あの子よりもよい条件で結婚したい!」女友だちと比較して、対抗意識を燃やす
いくら平均初婚年齢が上昇し続けているといっても、30代になると周囲は結婚している人も多いものですよね。
「友だちよりも幸せな結婚をしたい!」と謎の対抗心を燃やす人もいるかもしれません。
しかし、“幸せな結婚”の定義は人それぞれ。
「世間からみて普通かどうか」「友だちに羨ましがられるか」ばかりを気にしていると、自分にとって本当に良い縁なのかわからなくなってしまいます。
以上、30代の恋愛ならではの“注意すべきポイント”をピックアップしてご紹介しましたが、いかがでしょうか?
「30代を独身のまま迎えてしまった……」とガックリきている女性も多いかもしれません。
しかし、これまで積んできた人生経験やそれに基づく知恵など、30代ならではの強みもたくさんあるはず。
それらを活かしながら、“自分自身から見て”幸せな恋愛・結婚を目指していきたいですね。
引用:BizLady
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