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ニキビの原因(6)睡眠不足 [美容]

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睡眠不足は健康のために良くないということは、よく知られています。ニキビにとっても、睡眠不足は新たにニキビを発生させたり、悪化が進むなど悪影響を及ぼします。

ここでは、なぜ睡眠不足がニキビに良くないのかを詳しく説明します。

睡眠不足がもたらすもの(1)角化異常
睡眠不足は肌機能を低下させ、ターンオーバーのサイクルを乱します。肌の新陳代謝が進まなくなり、古い角質がいつまでも肌に残って厚みを増す「過角化」を招きます。やがてその周辺の毛穴は、詰まってしまいます。

ターンオーバーが行われるのは睡眠中
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、筋肉、骨、内臓器官などの発育に関わる重要な役割を担っており、肌の調子を整える作用もあります。これは、成長ホルモンにより肌の細胞分裂と修復が進み、肌が再生するからです。

睡眠不足になると、この成長ホルモンが十分に働かなくなります。肌の細胞が傷付いたまま老化していくため、肌の状態が悪くなり、ニキビを発生させます。

就寝時刻も重要
成長ホルモンの分泌量のピークは、睡眠に入った直後から3時間です。また、ターンオーバーが活発に行われる時刻は22時から翌2時までです。つまり、睡眠は単に多くとればいいというわけではなく、睡眠を6時間とったとしても、就寝時刻が真夜中の2時過ぎでは意味がありません。

睡睡眠不足がもたらすもの(2)皮脂分泌の増加
睡眠不足が原因で自律神経のバランスが崩れ、それがニキビの発生や悪化につながる場合もあります。

睡眠と自律神経
自律神経は、交感神経と副交感神経の2つから成り立っています。そのうち睡眠に関係が深いのは副交感神経です。




交感神経
身体が活発に動いている時に作用している神経で、緊張状態を作り出します。

副交感神経
身体が休息している時に作用している神経で、リラックス状態を作り出します。

この2種類の神経がバランスよく作用し合うことで、心身ともに健康に過ごすことができるのです。肌に関しても、様々な機能が正常に働くためには、自律神経が安定していなければいけません。

ニキビへの影響
睡眠不足になると精神的にも身体的にも緊張状態になり、交感神経が優位に働くようになります。交感神経には男性ホルモンを活性化する作用があるため、皮脂分泌が増加し、ニキビに悪影響を及ぼします。

睡睡眠不足がもたらすもの(3)ニキビ菌の増殖
睡眠不足が肌の抵抗力を低下させ、ニキビの炎症を悪化させる場合があります。

睡眠と免疫細胞
体内の免疫細胞が最も活性化するのが睡眠中です。また、免疫細胞は血液の循環が良い状態で、効率的に生成されます。睡眠中、特に熟睡している時には血管が拡張して血行も良くなるので、免疫細胞の生成には最良の状態になります。

睡眠時間が短かったり睡眠が浅かったりする場合は、免疫機能が低下し、様々な攻撃に対して防御不能になってしまいます。

肌を弱める睡眠不足
「睡眠不足の人は風邪を引きやすい」「ちゃんと寝ないでいたら体調を崩した」などの状態になるのは、睡眠不足で免疫力や防御力が低下するからです。肌に関しても同様で、免疫機能の低下はニキビ菌の増殖を許し、炎症性ニキビの原因になります。

引用:スキンケア大学




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